2 1 7[ nie - ichi - nana ] 第62回 日 時 : 2019年 9月 13日 PM 7:00〜 会 場 : 大阪・梅田 グランフロント大阪 ナレッジシアター
それではまず、モデレーターのお二人にご登場頂きます。 皆さま、大きな拍手でお迎えください!
(平沼・芦澤登場)
AAF:こんばんはー。いよいよ10年目・後半戦の開催を迎えることができました!本日の開催より今年の後半戦には、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞授賞者の3方のご登壇が連なります。
平沼:本当にそうですね。
AAF:まず本日は、7年ぶり2度目のご登壇が叶いました、坂先生がお越しくださっております!
平沼:本当に貴重なご機会をいただきました。7年前にお越しいただいた時は、この会場ではなく「本町・ガーデンシティ」という御堂筋に面した会場で、坂さんがフランスから成田で乗り継いだ伊丹便の遅延から、会場の皆さんに4〜50分お待ちいただいた開催で、僕はヒヤヒヤしました(笑)。
AAF:そのようなことがあったのですね。 皆さま記憶に新しいと思いますが、この7年間だけの活躍も、ポンピドー・メス以降、国内外のプロジェクトが目白押しです。
平沼:本当にそうですよね。クライストチャーチ以降この7年の作品は、公共の建築が多いことも要因して、後世にも残る建築をつくられています。
AAF:はい。本当に、楽しみにしています。 それでは早速、本日のゲスト建築家のご紹介をさせていただきます。 建築家・坂茂先生。1957年東京生まれ。ニューヨークのクーパーユニオンを卒業され磯崎新アトリエに勤務後、85年に坂茂建築設計を設立されました。95年から国連難民高等弁務官事務所のコンサルタントと同時に、災害支援活動団体 ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークVANを設立され、災害支援活動にも取り組まれています。 主な作品に、「ニコラス・G・ハイエック・センター」や「ポンピドーセンター・メス」、「大分県立美術館」などがあります。そして主な受賞には、2009年に日本建築学会賞を受賞され、その後2014年には、フランス芸術文化勲章・コマンドゥール、そして同年、建築界のノーベル賞と称される、プリツカー賞を受賞されました。近年では紫綬褒章と共に、マザー・テレサ社会正義賞など数々の賞を授与され、皆さまもよくご存知だと思いますが、世界を代表する建築家です。 それでは、坂茂先生にご登場いただきます。皆さま、大きな拍手でお迎えください。 (坂先生登場)坂先生こんばんは!本日はよろしくお願いします。
坂:こんばんは。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
AAF:ありがとうございます。それでは、ここからの進行はモデレーターのお二人にお任せします。