藤本:一応、前回のパワーポイントのデータを確認して、なるべくかぶらないようなプロジェクト持ってきました。また新しい話を出来たらいいな、と今日は思っています。

平沼:たくさん話したのですね。途中、トイレ休憩とか挟みながらでしたよね。

藤本:前回もビールが出てきて、途中でトイレに行きたくなったのですね。その間に、平沼さんと芦澤さんに僕が、悪口を言われていたっていう(笑)

一同:ははは(笑)

芦澤:そうそう、その事ウェブで書いていましたね。

藤本:そう。あーでもない、こーでもないと。

平沼:さて、この辺で終りにしますね。これホームページに載っていますので、興味のある方はみてください。

藤本:全員分、文字起ししているんだ。

平沼:そうなんです。今日も学生スタッフの方たちが、がんばってします!

藤本:ごくろうさまです。でもやばいやばい、ヘタなこと言えないなぁ。

平沼:いやでもね、かなりリライトされていますよ。(笑)カットするべきところは、ごっそりとカットしていただいて構わないです。会場の方たちは、録音や撮影ができないから、この場限りの話しも自由です。

藤本:そうでしたら話しやすい。(笑)

平沼:それでは、だんだんはじめさせていただきます。藤本さん最近、忙しいですか?

藤本:えっ、(笑)えーっと、おかげさまで、そこそこ…に。

平沼:まぁまぁではなく、とっても忙しいですよね?

藤本:あっ、はい。(笑)

平沼:最近は国内でのレクチュアをやられていないですよね?

藤本:国内はそうですね。つい先日、埼玉の東洋大学で話させていただいたのですが、本当に久しぶりでした。

芦澤:反響はどうでした?

藤本:自分で言うのもなんですが、皆さんとても喜んでくれたようなのですが、会場がなぜか学食だったのです。

会場:(大笑)

藤本:なぜ学食?とお聞きしたら「場所が取れなかったのです。」って言われてしまいまして、かなりぞんざいな扱いを受けましたね(笑)

平沼:はははー。(笑)

藤本:学食で話していたら、そのままいわゆる懇親会に発展したのですが、その場所のままだったので、どこまでがレクチュアだったのだろうかと思いながらも、日本語で話したレクチュアは久しぶりでした。

平沼:先ほど携帯でウェブ検索をしていたのです。「Sou Fujimoto」、「Sou Fujimoto Lecture」で調べていたら、世界中の地名でいっぱい出てくるわけです。僕や芦澤さんもそうですけど、最近、海外にもちょこちょこ呼んでもらえるようになってきたら、やっぱり英語のレクチュアじゃないですか。でも、英語圏のレクチュアだったらまだしも、例えば、スペインであったり、南米・チリであったり、英語が主じゃないところでやる英語のレクチュアって、ちょっとなんか、僕は、すごく違和感があって、なんかスペイン語で話したいな、なんていうのを思うのです。

藤本:おおー。(笑)

平沼:いや…でしょう?

芦澤:えー?

藤本:逆に僕は英語圏じゃないところで、英語でレクチュアすると、妙な連帯感が生まれるじゃないのかなと思います。なんかこう、英語が上手くない同士で、分かりあえてるよね、みたいな。(笑)英語圏ですると、英語が下手な奴が来て英語のレクチュアしてるな〜みたいになるのが、少し怖いですね。

平沼:なるほど。

藤本:がんばってはいるんですけどね…。でも、スペインとか好きですね。スペイン語は喋れないですけど。

平沼:坂茂さんが来られた時に、アメリカでのレクチュアは大阪の人がうまくて、イギリスでのレクチュアは東京の人の方がうまいというようなお話しをお聞きしました。

藤本:へー、どうしてですか?

平沼:オチがあるかないかという感じで、笑ってくれないみたいです。(笑)

藤本:ほー。アメリカ人は落ちがないとダメなんですね。え、イギリス人は?

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